2024年が終わった。いよいよ一般受験もスタート。インフルエンザの大流行など心配な材料もあるが、あと少し。冬期講習ではそれぞれの課題を詰められた。
Eさん、13,085分
赤本を本格的に解き始めました。政経があまりとれないので用語集や憲法を覚えようと思います。あと一か月頑張りたいです。
12月はかなり英語の過去問演習もできたね。英語はかなり長さに負けなくなってきたことと、語彙が付いてきた事が好材料。何より過去問に慣れてきたことは大きいね。
政経に関してはEさんが得点できないものを他の人が得点できる可能性は低いから、それほど心配する必要はないよ。
偏差値80を超えている人ができない問題は、まあ、みんなできないからね。笑
時事問題を受験まで詰めつつ、そろそろいままでの復習と形式の確認をしていけばいいからね。後は体調に気をつけていくだけ。長い受験生活、残りあとちょっと。画竜点睛を欠く形にならないように終わらせたいね。
いつも期待しています。
Cさん、4,070分
冬休みからはきちんと勉強時間を取る事が出来たので、比較的満足出来た月でした。だけどオンラインテストをあまり進められなかったので、来月からはオンラインテストとフォーミュラの完成を目標にしたいです。
冬休みはかなりの量ができたね。英語は語法、イディオムなど英文法に比べると弱いところの強化もできた。古文に関しては読解量を増やすことも出来た。もちろん、これで完成というわけではないけれど、読み込んでいくだけの基礎的な知識は入ったしね。
Formulaもそれなりに回せたので、読解力のベースになる古文単語も今までより精度は上がってきた。国語に関しては、もうちょっと古文やってしまえばあとは現代文の訓練ができる。そうすれば、国語は過去問演習だけに入れるからね。
出来れば三学期の間に終わらせて、3年生いっぱいは英語は読解、英作の訓練、国語は過去問演習中心という形にに移行したいね。Cさんは単純暗記より過去問を解いて出てきたものを調べて覚えていくというスタイルのほうが定着しやすいこともわかっているからね。
冬休み中に、数学の苦手分野を詰められたのも良かった。日本史の進度がどうしても遅い分、英語、国語、数学で出来るだけ得点を稼ぐ形にしておくことが安全策になる。
抜けかかっているところのメンテナンスは出来たから、学校の授業、宿題と上手く組み合わせつつ、二次対策の強化はしたいね。
共通テストに関しては、概ね問題なし。三学期と高3になるまでにやるとするなら倫理の強化くらいだね。これもやり方は決まってるからそんなに時間は取られないよ。
理科基礎に関しては学校で演習がコンストントにされていれば心配する得点ではないからね。
二次試験の英語、国語、数学で出来るだけリードを奪う方針であることは変わりない。
次回の国語の演習の結果をみて、もう少し古文を強化してから現代文に入るかどうかの判断をしよう。穴をなくすことを考えるだけなら、古文強化がいいんだけれど、難易度が高い現代文のテーマなどは今のうちに知っておいてもらいたい面もあるからね。
いい調子で冬期講習は過ごせたね。この調子で三学期も乗り切ろうね。いつも期待しています。
T君、3,580分。
速読英単語、FORMULAそれぞれしっかりと進めることが出来ました。来月もこの調子で進めていきたいと思います。
速読英単語の復習はかなり進められたね。これで、水曜日からは通常授業に復帰。古典文法が終わってFormulaを出来たのは良かったね。まだまだ定着には時間が掛かるけれど、コツコツ覚えていこうね。
古典は、古文単語の知識だけで得点できるところも多いし、もちろん講習で進めたように古文レベル別のような読解をやるうえでも有効だからね。
講習では速読英単語の復習がかなりすすんだことと、古文レベル別を出来たことは良かったね。得点できなかった文法事項はもう一度文法に戻る形をとって、かなり復習は進んだ。まだ完璧ではないところがあるから、学校の授業や宿題で失点したところはその度毎に戻って復習しようね。
英語に比べると、古文の苦手意識はあるから、なかなか覚えにくい面があると思う。記憶は反復回数と比例するから、毎日目を通そうね。
学習計画に書いてあるけれど、忘れないようにここにも書いておくね。レベル別やる時は特に意識しようね。
- 文学史のゴロは書き出す
- わからない単語は書き出す
- カードにする
- 調べるのはFormula
文学史の配点、立命館など私大ではそれなりに高いのね。日本史を受験で使わないことを考えると、出てきたものは確実に覚えるようにしたいね。ノートやカードにまとめてあれば、通学やスキマ時間に覚えられることができるからね。
そして、徹底してほしいのが、わからない単語はまずFormulaで調べることかな。
英語と同じで、まず「見たことがある」状態を作ることが何より大事だからね。
学校の授業や宿題でも辞書を引く前にまずFormulaで見るようにしてみて。
もちろん、これだけでカバーしていないものは辞書を引くしかないんだけれど、反復回数を増やすことは記憶のために重要なことだから。
Formulaを毎日進める前に、間違えたところもかならずテキストで読み返そうね。
同じ章を反復しているわけだから、「見たことがある」状態はかなり出来てきてるはず。現代語訳できるか確認すれば他の単語や文法の復習にもなるからね。
コツコツできるのはT君の強み。いよいよ来年は受験。残り時間は決して多くないけれど、やり方をしっかり守ればできることは増えていくからね。いつも期待しています。
I君、3,350分
中学英単語を復習できたいい月でした。古典の進捗がよくないので、1月はそれを改善したいです
体験期間なのに、振り返り書いてもらって悪かったね。笑
一ヶ月の流れを理解して貰う必要があったからね。
I君は現時点で高い学力がある。5科目どれも穴がないからね。いままで学校では指定校推薦があるということでとにかく学校の成績も取る必要があった。
学校の勉強と受験勉強の方向性が合致していた今まではそれで良かった。ただ、それがどうなるかわからない。
まず何より大事なのは、指定校推薦があるかどうかを確認することだよ。それによって勉強時間は数万分じゃないくらい変わってくるからね。合否を一番分ける要素だから。聞きにくい気持ちはわかる。笑
指定校推薦がある場合は、学校の勉強が受験勉強になるから、それ相応の時間を費やす必要がある。一般受験の場合は受験科目ではない科目を勉強していては時間切れになってしまうからね。
体験期間中に、同志社の過去問をやって、いろいろ課題も見えたんじゃないかな。2年生の現時点としては素晴らしい出来だけれどね。
広い意味の同意表現や、長文中で文法、語法の力を問う出題形式はかなりの訓練をしないと出来ない。
このレベルや出題形式のテキストがあるわけではないから、過去問をやりつつ、どこを普段の学習で意識していくか考えるしかないんだよね。国語は体験期間中に出来なかったけれど、英語に関してはかなり見えた。
学習履歴を確認した限りでは思ったほど演習はしてないのにこれだけ取れているのは記憶が本当に強いんだと思うよ。
ただ、時間内に解くことなどを考えると、問題を解く形で対応力を上げていく必要はあるだろうね。
中学英語に不安があるということで、体験期間中はかなり中学英語を復習できたのは良かったね。発音記号などはテキストも紹介できたしね。
広い意味での同意表現などは読解をやりながら覚えていく必要があるから、ウチに来るのであれば、読解をやりつつ、そのなかで発音記号を覚えつつ矯正していく形を取ろうと思います。
入試という観点でいうと、英語が今一番完成度が高い。国語に関してはまだ完成度が低いから一科目ずつ完成させていくのであれば、古文を短期間で固めて演習中心にシフトしていく形がいいと思います。
現代文の力で現状補っているところがあるからね。それ自体は素晴らしいんだけれど、同志社大学は合格最低点がかなり高めの大学なので、知識依存度が高いところを早目に固めたい。
英語ももちろん訓練する必要があるんだけれど、受験まで1年と考えた時に重要なのは合格最低点に1秒でも早く到達することだからね。投下する時間に対して得点というリターンが大きいのは、すでに完成度が高い英語ではなくて、まだそれほどやってない古文だと思う。
学習計画に書いた内容が終われば、同志社で合格最低点は見えるはずだからね。もちろん、英語、現代文、社会の得点率によっては古文で得点を稼ぐ必要もでてくる。その場合はさらに強化はする必要はあるけれど、ベースラインは同じになる。やり方はもちろん人によって違うんだけれど。テキストが同じでも、進め方は人によって違うからね。
I君の場合は、社会は学校でやっている世界史でもいいと思うけれど、一般受験にする場合は政経のほうが安全だと思う。I君は記憶が得意だから行ける可能性はある。
ただ、合格可能性をあげるのであれば、10,000分程度あれば全範囲を終えた上での偏差値60のレベルに到達することが可能な政経だね。
日本史の例が多いけれど、日本史で偏差値70超えていても、維持するだけでも莫大な時間が掛かることはわかると思う。
社会は、日本史、世界史、政経、数学などから選択して、偏差値を出してから得点調整するのが一般的だから、習得コストが低い政経ならI君はより、英語と国語に時間を回せるはずだからね。
ウチは政経に関しては他よりノウハウがあるしね。日本史や世界史より上げられる。
あとはメリットとしては、英語、現代文のテーマに強くなる。日本史は古文に強くなることがあるといえるかな。
英語の過去問演習、授業で受けてもらって政経的なテーマが問われることが多いのはわかったんじゃないかな。
特に高難易度の文章で政治・経済の基本的な知識があるかどうかで読みやすさは全く変わってくるからね。大学で志望している学部のことを考えても、政経選択にすることは合格の可能性を増やすと体験期間中に指導して思いました。
バランスをとるのが苦手ということもわかったから。笑
短期間で形にしやすいという意味でも政経はI君に向いていると思います。
なかなか学校の課題も重たいので、そのあたりは上手く調整する必要があるね。
I君は十分な学力を持っている。終わる時期とやり方を間違えなければ勝てる可能性は高い。出来ればうちに来てくれると嬉しいけどね。笑
記録、特に睡眠時間や可処分時間の把握は重要になってくるよ。今はまだ実感がないと思うけれど、このテキストを終わらせるにはどれくらい時間が掛かる、メンテナンスにどれくらい時間が掛かる。
適切な復習を入れてないと、結果的に復習時間は掛かりすぎるとか見えてくるからね。記録を正確に出来た受験生で合格しない人はほぼいないんだよ。笑
難しいことだけれどね。I君はできるはずだよ。
うちに来てくれる、来ないにかかわらず、古典に関してはやり方などは受験に役立つと思うので、是非活用してください。